安永明生
kaigoスナック@東京 杉並 マスター
日本kaigoスナック協会 理事

在宅で母親の介護をして、看取りをした経験があります。
その中で、食の困りごとを痛感しました。

普通食と、介護食を分けて毎日作らなければいけないこと。
そして、作って食べている時、母親に『何で違う物を食べてるの?』と言われて困ったこと。

介護を始めて一年もすると、なかなか食べてもらえなかったこと。
なんで食べないのか、どうしたら食べてくれるのか、わからなかったこと。

母親が亡くなる最後に、自らの手で口から思い切り食べて貰えたことが救いだったこと。

そんな経験を経たあとにkaigoスナックの活動を知り、「もっと早く知っておきたかった。これから介護をする人が困らないように、多くの人に伝えたい。」と思いました。

そんな思いから地元・杉並区西荻窪で自主開催してきました。

開催を重ねる中で、特に意識しているのが、同じ食材で『普通食』『介護食』のボーダレス食が出来ないか?ということです。

最近はkaigoスナック@杉並のリピート客の人から、「美味しいお酒と美味しいお酒のつまみが欲しい」と言われたこともあり、噛む力が弱くなっても食べられるお酒のつまみ作りの試行錯誤中。
美味しいおつまみがいつまでも当たり前に食べられたらいいな、と研究(妄想)の日々を過ごしています。